2023年7月5日現在、フランス全土で大規模な暴動が起きており制御不能になっています。
現在までに略奪や放火などで3000人が逮捕されており、半数はなんと中高生。SNSが拡大の原因になっています。
暴動のきっかけは以下の出来事です。
フランス政府への不満を持っていた人たちがこの事件をきっかけに暴動を起こしました。
暴動は制御不能って言われているけど、フランスでどんな暴動が起きているの?
【最新】フランス暴動は現在も制御不能!
2023年7月5日現在、フランス全土で暴動が起きています。ツイッターで「フランス」と調べると次のツイートが出てきます。
外務省のホームページにも「フランスへの渡航は気を付けましょう」というメッセージが表示されるようになりました。
フランスで制御不能になっている暴動を見ていきましょう。
2560件の火災が発生
フランス全土で火災が発生しており、大型爆竹と引火性液体の販売を制限する事態になっています。
夜中に自動車1350台と建物234軒が焼かれ、2560件の火災が発生したものと暫定集計した。
Yahoo ニュースより引用
襲撃を受け、火災が発生している場所は、警察、役所、消防署、刑務所などです。特に刑務所から囚人を逃がし、手錠をチェンソーで壊す動画もアップされています。
消防車やバスが暴走
フランスでは消防車やバスが盗まれ、暴走しています。この映像を見た人は次のようにコメントしています。
完全に制御不能といってもよいでしょう。
窃盗が相次ぐ
電子製品売り場、大型スーパー、たばこ店、銀行などを襲撃し、窃盗する事態が起きています。
これを受けて、次のようなことを政府は実施しています。
警察と軍4万5000人配備
警備を強化するため、警察と軍を約4万5000人と、特殊部隊、装甲車両やヘリコプターを投入しました。
マクロン大統領は当初、少年射殺は「許しがたい」と述べ、抗議運動に一定の理解を示していましたが、事態が悪化するにつれ、「射殺事件を利用した蛮行は認めない」と強硬姿勢に転じ、暴動を抑え込もうとしています。
フランス暴動の現在の逮捕者!半数は中高生でSNSが拡大の原因か!
フランス暴動の現在の逮捕者は3000人を超えています。なんと逮捕者の平均年齢は17歳と若者が多く、SNSが拡大の原因と言われています。
3000人の逮捕者
2023年7月5日現在、逮捕者は3000人を超えています。30日の逮捕者は1300人と最も多かったですが、それ以降は減少傾向にあるようです。
日付 | 逮捕者 |
28日 | 150人 |
29日 | 667人 |
30日 | 1300人 |
1日 | 700人 |
2日 | 157人 |
半数は中高生でSNSが拡大の原因
逮捕者の半数は中高生で、SNSが暴動の拡大原因になっていることを受け、マクロン大統領は次のように指摘。
まとめ
2023年7月5日現在、フランス全土で暴動が起きています。
この記事では「どのような暴動か」「現在の逮捕者」について紹介しました。逮捕者は減少していることから、徐々に鎮圧されてきているのだと思います。
ただ、フランスに根強く残っているアフリカ系移民の不満の矛先はどこに向かっていくのでしょうか?