チャイニーズドラゴンとは何者!準暴力団で中国残留孤児のストリートギャング!

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10月16日に東京・池袋の「サンシャイン60」にあるフランス料理店で起きた大乱闘。

乱闘騒ぎを起こしたのが、およそ100人にも及ぶ「チャイニーズドラゴン」のメンバーだということがわかりました。

チャイニーズドラゴンは今年8月に服役を終えたメンバーの「出所祝い」を行なっていた最中に乱闘が始まったようです。

そこでこの記事では「チャイニーズドラゴン」の発足から主力メンバー、野放しにされている理由についてまとめました。

最後までごゆっくりご覧ください。

チャイニーズドラゴンとはストリートギャングのこと

チャイニーズドラゴンは1988年に頃に中国残留孤児が結成したストリートギャング(暴走族軍団)のことです。

最初は小さな暴走族でしたが次第に勢力が大きくなり、凶悪な犯罪を犯すようになって、日本では2013年に「準暴力団」として指定されました。

そんなチャイニーズドラゴンが発足した経緯を紹介します。

「怒羅権」として中国残留孤児が発足

チャイニーズドラゴンという名前はそもそも日本の警察庁が呼んでいる通称になり、正しいグループ名は「怒羅権(ドラゴン)」です。

中国残留孤児の2世が日本人から壮絶ないじめなどを受けた経験から、いじめや差別に対抗するために、同じような境遇の残留孤児ら12人で1988年「怒羅権(ドラゴン)」を結成しました。

日本人への怒りから「怒羅権」が生まれた

日本人から受けたいじめや差別に対抗すべく(身を守るべく)結成された怒羅権(ドラゴン)は経緯からもわかるように、元からストリートギャング(暴走族軍団)として結成したわけではありませんでした。

しかし1989年に、残留孤児2世の女子高校生が日本の暴走族グループに暴行を受ける事件が発生し、本格的な抗争に発展。

このことが発端で怒羅権(ドラゴン)は武装し、対立する日本の暴走族をドンドン参加にして1990年頃には地元(東京)の暴走族はほとんど制覇し、さらにグループが凶暴化していきました。

最盛期には3000人、うち日本人が3分の2

チャイニーズドラゴン(怒羅権)の最盛期1990年代には3000人が所属していたとも言われています。

そして驚くことに3分の2が日本人だったようです。

この数字から中国残留孤児の勢力がいかに強かったのかがわかります。

チャイニーズドラゴンの主力メンバーは4人

チャイニーズドラゴン(怒羅権)の主力となるメンバーは4人だったようです

・大偉(ターウェイ)
・佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)
汪楠(ワン・ナン)
・馬場義明
それぞれ紹介していきます。

大偉(ターウェイ)

怒羅権の事実上の統括をしていたと言われる大偉(ターウェイ)」。

元々は怒羅権の発足には関わっていなかったようです。

大偉(ターウェイ)は多様な事業を経営をしていて経済的な余裕があり、無職でお金に困っていた怒羅権メンバーたちにお小遣いをあげていたようです。

それが次第に兄貴分的存在となり、本格的に闇社会に進出した大偉(ターウェイ)は「大偉グループ」と呼ばれる怒羅権内の大きな派閥を作り上げたことにより事実上、怒羅権全体の統括をしていたと言われています。

頭のキレが良く、警察が尻尾を掴めないまま中国に帰ったほどの人物のようで、顔写真の情報はありませんでした。

佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)

佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)は1988年に怒羅権が発足した時の中国残留孤児メンバーの一人で怒羅権の初代総長です。

佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)は2019年の4月に傷害容疑で一度逮捕されています。

今年の2月に怒羅権の歴史にまつわる自叙伝も出版しており、自身のYouTubeアカウントを持っており5万人の登録者がいます。

こういった「犯罪武勇伝」はいつの時代でも一定数人気があるようです。

汪楠 (ワン・ナン)

佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)と同じく怒羅権の創設期メンバーの汪楠(ワン・ナン)。

2000年に詐欺罪で逮捕され、13年の実刑判決を受けて服役生活を送っています。

そこから犯罪の世界に戻らないことを決意し怒羅権を脱退、2015年から寄付で集めた本を全国の受刑者に差し入れる「ほんにかえるプロジェクト」を行なっており、受刑者や出所者の更生を支援する活動を行なっています。

馬場義明

大偉(ターウェイ)が中国に帰国したあとにリーダーとなったのが馬場義明。

当時住吉会系の暴力団員も兼任していたことから、圧倒的な力と存在で怒羅権の統括となりました。

しかし2017年には怒羅権内部で馬場義明に対する派閥が大きくなり、対抗派閥が警察にリークしたことで銃刀法違反により逮捕されています。

チャイニーズドラゴンを取り締まれないのは「準暴力団」だから

10月16日に起きた100人規模の大乱闘以前にも強盗、脅迫、振り込め詐欺や薬物密輸など多くの凶悪犯罪を犯しながらもチャイニーズドラゴン(怒羅権)を取り締まれないのは「準暴力団」だからです。

指定暴力団と違い、準暴力団は「暴力団対策法」に引っかからないので法律で押さえ込む手段がないので取り締まりが難しいことを以前から問題視されているようです。

そしてチャイニーズドラゴン(怒羅権)が指定暴力団にならない理由は、山口組などの暴力団と違い、明確な組織構造がなく犯罪ごとにメンバーが流動的に変わり、グループ全体の数が把握しづらいことから「準暴力団」になったようです。

まとめ 

チャイニーズドラゴンとは何者!準暴力団で中国残留孤児のストリートギャング!についてまとめました。

元々いじめや差別による日本人への怒りから発足したチャイニーズドラゴン。

今回の大乱闘事件により、SNSではまたも中国人に対する批判をする日本人もいるようです。

個人的にはそんな批判が無くならない限り、怒羅権がなくなっても新しいグループができるのではないかと思います。

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