岐阜サイファー「HIKIGANE SOUND」のボスとして知られる、人気ラッパー梵頭さん。ライムクルー「HIKIGANE SOUND」の代表や、ラッパーユニット「東海喰種」としても人気を集めていますね。
梵頭さんはその超ハードである生い立ちから、「黒いラッパー」と言われています。そんな梵頭さんの生い立ちが気になっている方も多いでしょう。今回は、梵頭さんの生い立ちについて、調査しました。
梵頭(ボンズ)の生い立ちとは?
梵頭さんは幼少期から壮絶な生い立ちを経験してきました。なんと父親が殺人罪で全国指名手配されてしまい、その後逮捕されています。
具体的にどのような事件だったかは不明ですが、梵頭さんは加害者家族としてどこへ行ってもバッシングされ、イジメに遭う少年時代を過ごしてきたのです。小学生のときは、いじめが原因で8回転校しています。
父親が逮捕されてからは汲み取り式便所のあるボロボロの借家に住み、母親と兄弟2人、みじめな生活を送っていました。その後、2007年からフリースタイルでラッパーとしての活動をスタートしました。梵頭さんは数々の悪事で服役中、面会に訪れた家族に「大麻をやめる気はない」と答え、それ以降縁を切られてしまったのですが、妹に子供が生まれたタイミングで再び交流するようになり、現在は関係が良好のようです。
梵頭の前科は10犯!
梵頭さんのこれまでの逮捕歴は10回にものぼります。少年時代には3回逮捕され少年院に入り、成人後も合わせると計10回逮捕されているようです。
大麻で逮捕
梵頭さんは「大麻好き」であることを公言しており、MCバトルでも大麻をネタにしたラップを披露し、大麻がテーマの曲までリリースしています。そのため、大麻で複数の逮捕歴があり、前科のほとんどは大麻が原因でした。
20代の頃には、地元・岐阜県で大麻を栽培して逮捕、懲役刑となっています。朝倉未来さん主催の「BreakingDown」に出場した際も、大麻栽培の過去を持つラッパーと話題になりました。梵頭さんは売買目的というより趣味の範囲で、友人間で譲渡していたようです。日本の法律では所持・譲渡・譲受・栽培などが禁止されており、梵頭さんはこの全てに該当しています。
少年院から刑務所へ
梵頭さんは中学生の時に初めて少年院に入り、それ以降2年に1回のペースで逮捕されています。大麻で実刑判決が下り、岐阜刑務所に服役した際は4〜6人の相部屋で1年半を過ごしています。出所後も大麻をやめる気はなかったので、再び逮捕されるという生活だったそうです。
刑務所ではカレーとハワイアンチキンが美味しかったそうで、梵頭さんは炊事場の担当だったそうですよ。
傷害罪で逮捕
梵頭さんは16歳で暴走族に入り、17歳の時には2代目総長に就任しています。3年ほど暴走族をしていたのですが、19歳で脱退。その後、暴走族間の抗争に向かうと、暴走族のメンバーが梵頭さん車を破壊し、激怒した梵頭さんが暴走族を車で轢くなどし、傷害罪で逮捕されることになりました。喧嘩による逮捕は意外にもこのときのみで、それ以外はほとんどが大麻関係のようですね。何度逮捕されても大麻をやめる気はなく、現在もMCバトルや曲で大麻を歌っています。
まとめ
今回は梵頭さんの生い立ちについて、紹介しました。梵頭さんは父親が殺人罪で逮捕されるという衝撃的な少年時代を送り、いじめられて何度も転校しています。10代のころから喧嘩や大麻で逮捕されており、何度逮捕されても大麻をやめる気は一切なく、現在もMCバトルや曲で大麻をネタにしています。
今後も再び逮捕のニュースが入ってくる可能性がありますが、ファンとしてはこれが梵頭さんの生きざまとして受け入れているようです。