キングオブコントのファイナリストにもなったグレープカンパニーのお笑いコンビ、ゾフィー。しかし2023年に解散となってしまいました。
今回はゾフィーの解散の理由などを紹介します。
ゾフィーが2023年11月に解散
ボケ、ネタ作りを担当する上田航平さんとツッコミを担当するサイトウナオキさんからなるゾフィーは2017年、2019年のキングオブコントでファイナリストとなるなど、コントの実力に定評のあるコンビでした。
単独ライブや合同ライブなども精力的に行い、コント師として名のしれた存在でしたよ。
そんなゾフィー が2023年11月に解散を発表。お笑いファンが受けた衝撃は大きな物でした。
お笑い芸人・ゾフィーが解散、サイトウナオキは芸能活動を休止「一生懸命考えて出した結論」 | ORICON NEWS
解散の理由を「しくじり先生」で告白
2023年11月10日にABEMAで放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演したゾフィー。同番組内で解散の理由が赤裸々に語られました。
上田さんが言うには、相方のサイトウさんは元々酒癖が悪く、収録に来ないなんてことがよくあったのだとか。ライブにベロベロで現れ、ネタを成立させるために急遽立っているだけでコントになるようなネタに変えるといったこともあったらしく、上田さんは苦労していたのですね。
ラインを越えたやらかしが発覚
それでも上田さんは「お酒のやらかしはお笑いに出来るラインだから」と許容していました。しかしサイトウさんは女性問題でもトラブルを起こしてしまったのです。仕事のスタッフと不倫をしていたのですね。
仕事をキャンセルすることになり、そのことについて上田さんが謝りに行くといったことも。苦しい役回りになりながらも、上田さんはサイトウさんのトラブルについて一切口外しないよう、細心の注意を払っていたそうです。
「酒飲みたい」から解散
サイトウさんの妻から上田さんへ相談の連絡があったりした末に、二人はスタッフも交えて解散の話し合いをすることに。「酒をやめてゾフィー頑張るか、解散して酒飲むか、どうする?」と問われたサイトウさんが、「酒飲みたいです」と答えたため解散に至りました。
妻も子どももいるサイトウさんですが、「芸人なんだから、酒と女遊びは絶対やめられない」という強い信念を持っていました。上田さんはサイトウさんの考えは尊重しながらも「一緒には活動できない」と解散を決意したのですね。
かねてから不仲だった
実は2022年にも「しくじり先生」に出演していたゾフィー。その時点で二人は「解散寸前の末期状態」と紹介されていました。
サイトウさんの数々の問題は長年続いていたもので、当然上田さんは不満を抱えていました。サイトウさんが飲み歩いてコロナの濃厚接触者となってしまい、キングオブコントに支障をきたすような出来事もあって、二人の仲はどんどん悪化していったようです。
その中でも相方の不祥事のフォローに奮闘していた上田さんですが、サイトウさん側からの歩み寄りがなかったとも言えるでしょうか。
二人の現在は?
上田さんはコンビ解散後もグレープカンパニーに所属し続け、プレイヤー兼作家として活動を継続。フジテレビのコント師が集う番組「THE CONTE」では事務所の先輩、サンドウィッチマンの二人が上田さんの書いたコントを披露していましたよ。
また、解散後の2023年12月に元AKB48の松井咲子さんとの結婚を発表しています。
サイトウさんはコンビ解散後、グレープカンパニーを退社、「居酒屋おじさんとして生きていく」と芸能活動を休止していました。しかし2024年1月放送の「千原ジュニアのヘベレケ」に月替りの芸人アシスタントとして起用され、芸能活動を再開しています。
最後に
今回はゾフィーの解散理由などについて紹介しました。
「酒をやめて続けるか解散して酒を飲むか」で後者を選んだというのはなかなか衝撃のエピソードですよね。相場は、後々約束を守りきれないにしても「酒を止める」と言いそうなものですが、サイトウさんの場合はそうではなかったようです。