2023年野球世界一を決める『ワールドベースボールクラシック』通称WBCの日本人代表選手にラーズ・ヌートバー選手が選ばれて注目を浴びています。
ラーズ・ヌートバー選手はニックネームで「たっちゃん」と呼ばれていることから、
- ラーズ・ヌートバー選手ってなんでたっちゃんって呼ばれているの?
- ヌートバー選手ってどんな人?
- なんで日本代表選手として選ばれたの?
こんな疑問をもっている方にむけて記事にまとめました。
最後までごゆっくりご覧ください。
ヌートバー選手が「たっちゃん」と呼ばれているのはなぜ?
ラーズ・ヌートバー選手が「たっちゃん」と呼ばれているのはミドルネームが「タツジ」だからです。
ヌートバー選手のフルネームは「ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー」
さらに父がオランダ人、母が日本人の日系ハーフであるヌートバー選手は『榎田達治(えのきだたつじ)』という日本名もあります。
ヌートバー選手の「たっちゃん」というあだ名は2023年WBC日本代表選手、湯浅京己(ゆあさあつき)投手が名付けたんだそうです。
2023年WBC日本代表選手として選ばれたラーズ・ヌートバー選手が、侍ジャパンのメンバーとすぐに馴染めるようにあだ名を付けてあげたのかもしれませんね。
「たっちゃん」ことヌートーバー選手は日本代表選手が夢だった
「たっちゃん」という愛称を湯浅投手に名付けられ、日本のファンからも愛されているヌートバー選手は、幼少期から日本代表選手になるのが夢でした。
ヌートバー選手が子供の頃と、現在インタビューを受けている動画があります。
Dreams do come true 🥰
— Bally Sports (@BallySports) February 2, 2023
Lars Nootbaar talks with @sarina about when he got the call to play for #TeamJapan in the @WBCBaseball! pic.twitter.com/RzatQMc6CY
以下、動画の日本語訳を紹介します。
「こんにちわ。私の名前はラーズ・ヌートバー。背番号は21番で、日本人です。
将来は日本代表選手になりたいです。」
「9歳のヌートバーには夢がありました。そしてその夢は3月8日に現実となりました。
彼はアメリカ生まれの日本人として、はじめて日本代表選手でWBCのフィールドに立ったのです。」
大谷翔平の通訳に連絡をもらったことについて話をしましょうか。
翔平の通訳である(水原)一平から連絡があった。
一平は日本選手に活躍してほしいと思っていた。
最初は一平から連絡をもらったときとても怪しいと思っていた。
僕はアメリカで生まれてアメリカでプレイをしてきて、日本代表としてWBCでプレイすることがずっとずっと夢だったんだ。
どうしたらその夢を実現できるかわからなかった。だから、一平に連絡をしたんだ。
そしたら、ついに代表の電話がきたんだ。
日本人として野球の日本代表を目指すよりも「アメリカ国籍」というだけでハードルが高いでしょうから「日本代表選手の夢」が叶ったときの喜びは計り知れなかったでしょうね。
ヌートバー選手が日本代表に選ばれるのは母親が日本人だから
ヌートバー選手はアメリカ国籍ですが、母親が日本人であるためWBCの日本代表選手として出場する資格をもっています。
ヌートバー選手は母親が日本人であることからWBC出場資格の4番「本人の親のどちらかが当該国の国籍を有する」の項目に適用されます。
このことを知っていたからこそ、昔ヌートバー選手が9歳の頃にインタビューで挨拶したときも「僕は日本人です」ってアピールしていたのかもしれませんね。
『たっちゃんTシャツ』で夢を叶えたヌートバー選手を歓迎
日本代表選手になるのが夢だったラーズ・ヌートバー選手、侍ジャパンのメンバーも『たっちゃんTシャツ』を着て夢を叶えたラーズ・ヌートバー選手を迎えました。
ラーズ・ヌートバー選手が侍ジャパンに合流したのは2023年3月3日、ヌートバー選手は侍ジャパンのメンバーが「たっちゃんTシャツ」を着て歓迎してくれたことに対して「とてもうれしかった」とコメントしています。
たっちゃんの愛称やTシャツで迎えられたヌードバー選手は、侍ジャパンとすぐに馴染められそうですね。
まとめ
ヌートバーがたっちゃんなのはなぜ?日系ハーフでミドルネームがタツジだから!についてまとめました。
ラーズ・ヌートバー選手が侍ジャパンのメンバーに「たっちゃん」と呼ばれているのはフルネームが「ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー」だからでした。
ラーズ・ヌートバー選手は侍ジャパンメンバーにも『たっちゃんTシャツ』で迎えられ、日本人ファンにも「たっちゃん」と呼ばれて愛されています。
たっちゃんがWBCでどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。