2022年9月28日の「羽鳥慎一モーニングショー」放送内において国葬での菅義偉前首相の弔辞について「当然これ、電通が入ってますからね」という嘘つき発言に日本中が大炎上しています。
しかし玉川徹さんの嘘つき発言は今回が始めてではありませんでした。
そこでこの記事では玉川さんの嘘つき発言やデマ発言についてまとめました。
【この記事でわかること】
- 玉川徹さんの「電通」嘘つき発言の概要
- 玉川徹さんの嘘つき発言まとめ
- 玉川徹さんのデマ発言まとめ
どうぞごゆっくりご覧ください。
玉川徹の電通発言は今回も嘘つきだった
玉川徹さんが問題視されているのは9月28日に放送された「羽鳥慎一モーニングショー」での「電通」に関する嘘つき発言です。
玉川徹さんは安倍晋三元首相の国葬で菅義偉前首相が読んだ弔辞についてこんなコメントをしました。
「僕は演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」
しかし実際は「電通が関わっている」ということが事実誤認で全くの嘘。
翌29日に同番組内にて玉川徹さんは次のように謝罪コメントをしています。
「電通は全く関わっていないということがわかりました。関係者の皆様、視聴者の皆様、訂正して謝罪致します。申し訳ありませんでした。」
この一連の出来事でメディアやSNSでは大炎上、10月4日付で謹慎処分(出勤停止10日間)となっています。
玉川徹さんの嘘つき発言に各界から怒りの声
お笑いタレントのほんこんさんは自身のYouTubeチャンネルで「やり玉に揚げられた管前首相には謝ったんか」と発言した後、管さんの思いを踏みにじっているとして「胸クソ悪いと思います」とコメント。
自民党の西田昌司参院議員も自身のYouTubeチャンネルにて「お詫びで済む話じゃない。テレビ朝日としての責任を取ってもらいたい。厳正な処分をしないといけない」とコメントしています。
個人的には玉川徹さんが謝罪をしている表情や口調から全く反省する気配が伝わらないので嫌な気分になりました。
玉川徹の嘘つき発言は昔から有名だった
玉川徹さんの「電通」嘘つき発言は珍しいものではなく昔から有名だったようです。
今回はそんな中から2つご紹介しますね。
箕面の滝に関する嘘つき発言
2020年1月21日に放送された「羽鳥慎一モーニングショー」で玉川徹さんは「取材しましたよ箕面。トンネル掘ったら水が涸れちゃって、少なくなって、滝の水が少なくなったと確か取材した。回復したのかな」とコメントしましたがこれも事実無根の嘘。
当時(2006年)一部メディアが「トンネル工事によって箕面の滝の水が涸れた」というデマ報道を流しており箕面市は風評被害を受けていました。
少しずつ事実誤認が認知されていたにも関わらず、玉川徹さんが2020年に番組内で発言したことで再び箕面市は風評被害を受けることになり、テレビ朝日に抗議しています。
PCR検査に関する嘘つき発言
2020年4月29日に「羽鳥慎一モーニングショー」で玉川徹さんは「土日は(全て)民間医療機関の検査の件数。行政機関の検査は休み」と発言しましたがこれも嘘でした。
実際には行政の検査機関は土日に休んでおらず、民間の検査機関が土日に休んでいました。
玉川徹さんの軽率な嘘つき発言のせいで行政の検査態勢に対する不満の声も上がっていたようです。
玉川徹はデマ発言による炎上も多い
玉川徹さんは嘘つきだけでなくデマ発言による炎上も多いようです。
今回は玉川徹さんのデマ発言を2つご紹介します。
東日本大震災のガレキ処理に関するデマ
東日本大震災の被災地である岩手、宮城の広域ガレキ処理に関して玉川徹さんは「ガレキは放射線物質に汚染されている可能性があるので燃やしたら放射能汚染が広がる」とコメントしていましたがこれはデマでした。
なぜなら岩手、宮城のガレキにおける空間の放射線量が低く安全だと環境省は発表していたからです。
環境相としてガレキ処理などに動いた細野豪志衆議院議員は当時のことについてツイートをしています。
玉川氏は放射性物質で汚染されている可能性があると。私が宮城県、岩手県のガレキは汚染されていないと説明しても聞く耳を持たなかった。対照的だったのは『朝ズバ』のみのもんたさん。「日本のために広域処理をやるべきだ」と。立ち上がってくれたのが、橋下大阪市長や石原東京都知事ら。 https://t.co/chy5fue5mv
— 細野豪志 (@hosono_54) October 29, 2019
ロシアのウクライナ侵攻に関するデマ
玉川徹さんはロシアによるウクライナ侵攻について「ウクライナが引く以外にない」とコメントをしており、その理由として「太平洋戦争における日本での原爆投下被害も日本が早期降伏しておけばもっと被害は無かったのではないか」という仮説からウクライナの降伏について発言しています。
しかしこの仮説、そもそも対外戦争を自ら始めて敗戦した日本と突然ロシアに侵略されたウクライナでは立場も違うので、そんなウクライナに対し「すぐに降伏すべきだ」と主張するのは道義的に問題があると軍事評論家の小泉悠が反論しています。
そんな玉川徹さんですが後々「最終的にはロシアが負ける」というコメントまでしていたようです。
テレ朝モーニングショーの玉川徹氏が「最終的にはロシアが負ける…」。あれれ、ウクライナは早く降伏しろと言ってなかった?お仲間の“降伏”も間近ということか?
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) May 16, 2022
これは私も玉川徹さん自身の発言に対して責任感がなさすぎだと思います。
まとめ
玉川徹の嘘つき発言まとめ!東日本大震災でもデマを流し炎上!についてまとめました。
ツイッターでは《#玉川徹の降板を求めます》というハッシュタグが今でも拡散されていて、玉川徹さんに対してたったの10日間出勤停止という謹慎処分も世間は納得してません。
テレビ朝日の元ディレクター玉川徹さん、専門家でもない分野でこれほどまでに嘘やデマを発言し日本中に混乱や迷惑をかけておいて、なぜこんなにも処分が緩くメディアに出続けているのか?
テレビ朝日の体制にも疑問を感じますね。