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藤本渚の学歴!高校は大阪学芸で偏差値45?頭はよくないのか!

2023年2月6日、史上最年少棋士の藤本渚四段が不戦敗になったニュースをご存じでしょうか?

藤本渚四段は現在高校2年生の17歳。2022年の12月に四段に昇格し、プロデビューを果たしました。プロデビューを果たしてから無敗の6連勝中だったのですが、思わぬ形で連勝が止まってしまいました。

この記事でわかること

・藤本渚四段の学歴
・藤本渚四段は頭がよいのか
・藤本渚四段も藤井聡太九段と同じように高校を中退するのか

6連勝中の藤本渚四段が不戦敗に。

2023年2月6日、将棋の竜王戦の対局がありました。対局場所は東京都千駄ヶ谷の将棋会館。開始時間は午前10時でした。

対戦相手の神谷八段は午前9時半に到着し、藤本四段の到着を待っていました。そんなとき、職員から「藤本四段が大阪の対局場に行ってしまい、本日の対局はできない」と告げられたのです。

対局場所を間違えてしまった藤本四段は、神谷八段に電話をかけ、「自分の確認不足で、大変申し訳ありません」と謝罪をしました。神谷八段は、「ミスは誰にでもある。次にしないことが大事だよ」と優発言。また、「全然気にしていません。妙な形で連勝が止まってしまい無念だと思う」と気遣っていました。

・棋士の公式戦は、東京の将棋会館、大阪の関西将棋会館、名古屋の名古屋将棋対局場で行われます。

神谷八段は関東所属で、藤本四段は関西所属でした。

・竜王戦の対局場は、原則として段位が上の棋士が所属する対局場で行われます。今回の対局相手は神谷八段で、藤本四段より段位が上であるため、「東京対局」となりました。

目次

藤本渚四段の学歴

将棋の不戦敗は2016年の叡王戦以来7年ぶりのできごとでした。妙な形でデビューからの連勝記録が止まってしまった藤本渚四段とはどのような人物なのでしょうか?

藤本渚四段の小学校時代

藤本渚四段が将棋を始めたのは6歳で、小学1年生の冬にはアマ三段になりました。小学校は高松市立中央小学校に通い、高松市内にある「水田将棋会館」に通い、将棋の実力を高めていきました。

小学2年生
将棋日本シリーズ子ども大会大阪地区・低学年の部で優勝(小3でも優勝)

小学3年生
第27回アマチュア竜王戦香川予選で優勝し、同大会史上最年少の県代表に。(第28、29回大会でも優勝)

小学4年生
四国地区・高学年の部で優勝
第40回小学生名人戦西日本大会でベスト4

小学5年生
香川県のアマチュア三冠に。
大阪にあるプロ棋士養成機関の「奨励会」へ入会

藤本渚四段の中学校時代

藤本渚四段は香川県立高松北中学校に通いながら、将棋の腕を磨いていきます。プロ棋士の養成機関である「奨励会」では中学1年生の時に初段昇格。第4回仲宗根杯関西奨励会トーナメントで優勝を果たします。

香川県に住んでいたため、大阪で奨励会の対局があると、父親に送り迎えをしてもらっていました。ただ、高校からは、父親が転職して家族で大阪市に転居します。

藤本渚四段の高校時代

藤本渚四段は奨励会がある大阪の大阪学芸高等学校に通っています。高校1年生の時に、三段リーグに参加します。その後、2期(1年間)在籍し、2022年9月には、第71回三段リーグを13勝5敗の1位の成績で突破し、高校2年生、17歳で四段昇格を決めました。この時点で現役最年少棋士となりました。

三段リーグとは、東京・大阪にある奨励会に参加している棋士同士のリーグ戦で、半年単位で行われ、上位2名が四段(プロ棋士)に昇格します。

藤本渚四段のプロデビューは2022年12月の竜王戦6組。対戦相手は鈴木肇アマで、藤本渚四段は持ち時間が5時間あるうちの4時間半を使って勝利しました。その後も勝利を重ね、2023年2月6日までデビューから6連勝をしていました。

そんな藤本渚四段は2023年2月6日、神谷八段との対局で、場所を間違えてしまい、不戦敗となるという形で記録は途絶えてしまいました。

藤本渚四段は頭はよくないのか。

妙な形で記録を途絶えさせてしまった藤本渚四段ですが、頭はよくないのでしょうか。

藤本渚四段は大阪学芸高等学校の特技コースに進学しています。特技コースの偏差値は45と公表されていますが、このコースでは特技を伸ばす教育が行われています。

ホームページには、「特技を通じて、世界や全国で活躍する生徒を応援します。」と書かれており、数々のジャニーズやNMBメンバーも通っています。

藤本渚四段は将棋に打ち込みたいからこそ、奨励館のある大阪の高校を選択。大阪の中でも特技を伸ばす教育が行われている大阪学芸高等学校に進学したのだと思います。

藤本渚四段の今後

藤本渚四段は2023年2月現在、高校2年生の17歳で、今後が気になるところです。

藤本渚四段と藤井聡太九段の比較

藤本渚四段の今後を考えるときに、比較される棋士をご存じですか?史上最年少記録をいくつも樹立し、将棋ブームの火付け役になった藤井聡太九段です。この2人を比較しました。

藤本渚   藤井聡太  
年齢17歳20歳
段位四段九段
将棋を始めた年齢6歳5歳
プロ入り17歳14歳
連勝記録629
2023年2月8日現在

表を見ると、いかに藤井聡太九段がすごかったかがわかると思います。29連勝していた藤井聡太九段はメディアでもたくさん取り上げられ、「藤井フィーバー」とも言われていました。

今回の対局場所間違えがなかったら、藤本渚四段は何連勝できたのか気になるところです。ただ、藤井聡太九段の29連勝には及ばなかっただろうと推測されます。

藤本渚四段は大学進学するのか?

29連勝という大記録を打ち立てた藤井聡太九段は高校3年生の時に高校を中退しています。藤井聡太九段の通っていた学校は名古屋大学教育学部付属高校という偏差値61の進学校でした。プロ棋士としての活動と学業で忙しくなり自主退学しました。

一方、藤本渚四段の通っている大阪学芸高等学校の特別コースは、偏差値も低く、生徒の特技を応援する学校なので、きちんと卒業すると思います。

高校卒業後は大学に進学せずにプロ棋士として将棋の腕を磨いていくでしょう。

まとめ

今回は現役最年少棋士である藤本渚四段の学歴と今後について紹介しました。

藤本渚四段は2022年12月にプロデビューし6連勝中でした。ただ、2023年2月6日、対局場所を間違えてしまい不戦敗となり、連勝記録も6で止まってしまいました。

デビューから29連勝を果たした藤井聡太九段と比較されることも多いと思いますが、藤本渚四段も「藤本フィーバー」をもたらすくらい活躍できる日が来てくれることを楽しみにしたいですね。

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