安全地帯は今年でデビュー40周年を迎えました。
NHK紅白歌合戦への出場が内定し、おめでたいニュースが続きの安全地帯ですが、過去3回も活動を休止しています。
それらの期間を合計すると、なんと約17年。
たびたび活動を休止しているのは、メンバーの不仲が原因なのでしょうか?
この記事では、安全地帯の過去3回の活動休止とメンバーの仲について、順を追って解説しています。
安全地帯が過去3回も活動休止した理由
今年2月にデビュー40周年を迎えた安全地帯は、これまでに3回も活動を休止しています。その理由と休止期間を、順を追って解説します。
安全地帯1度目の活動休止期間は2年
理由は、「メンバーそれぞれの個人活動が活発になったことによる方向性の違い」です。
安全地帯はデビュー翌年リリースした「ワインレッドの心」が大ヒットし、以降のシングルも好評。
4thアルバム『安全地帯IV』にいたっては、累計92.9万枚もの大ヒット作となっています。
NHK紅白歌合戦に出場するほどの活躍でしたが、1988年秋、香港コロシアムのライブで活動休止を宣言しました。
個人活動が盛んになると、それぞれの個性が際立つのは当然のことです。
グループとしての方向性に違いが現れるようになったのは、仕方のないことだったかもしれません。
安全地帯2度目の活動休止期間は9年
休止の理由はインターネットでは見当たりませんでしたが、個人活動がますます活発化していたことから、方向性の違いに加え、不仲説も囁かれています。
多数の音楽番組に精力的に出演し、8thアルバム『安全地帯VIII~太陽』をリリースしましたが、1992年のアコースティックライブの後に実質的な活動休止期間に入ります。
1993年に所属会社がキティレコードからソニー・ミュージックエンタテインメントへ移籍しているので、環境的に大きな変化があったのだろうと想像できますね。
安全地帯3度目の活動休止期間は6年
3度目の休止理由もやはり公になってませんが、復帰した際のコメントが興味深かったので紹介します。
3回目の活動休止から復帰する際のコメント
「ここ何年か活動再開のプランを温めてきました。
プライベートな部分で、ファンのみなさま、スタッフのみなさまにご心配をお掛けしましたが、すべては自分たちの力不足が招いたこと、と強く思っております。
今回の安全地帯の活動再開で、最高の作品、最高のパフォーマンスをみなさんにお届けすることが私たちの使命だと思っています」
復帰する際のコメントなのに、「プライベートな部分」、「自分たちの力不足」と聞くと、メンバーの仲は大丈夫なのか心配になってしまいます。
実際のところ、安全地帯のメンバーの仲はどうなんでしょうか?
調べてみると、あまり穏やかではない記述を発見しました。
つかみ合いの喧嘩をするほど不仲?
安全地帯のメンバーは、6歳からの幼馴染や中学校の同級生だそうです。
メンバー仲についてのインタビューがあります。
安全地帯のギタリストである矢萩渉さん(やはぎ わたる)と、武沢侑昴さん(たけざわ ゆたか)は、「もちろん喧嘩はあった」、「若い時は酒を飲むと掴み合いの喧嘩になっていたこともある」と、インタビューで答えています。
安全地帯はロックバンドなので、インタビューからその片鱗がうかがえますね。
また、ボーカルの玉置浩二さんは、別のインタビューの中でこう語ってます。
「俺たちは仲が良くない」
「プライベートな話は一切しない」
「ただただ音楽の話をする。これに尽きる」
「仲が良くない」と聞くとギョッとしますが、音楽に一途なのがよく伝わってくるエピソードです。
時には掴み合いになるような喧嘩をしながらも、ひたすら音楽だけに集中できるのは、幼い頃からの付き合いはもちろん、メンバー同士に信頼感がある証なのでしょう。
安全地帯が3度も活動休止をしてるのに解散しない理由は、もしかしたらこのあたりにあるのかもしれません。
安全地帯は今年デビュー40周年
今年デビュー40周年を迎えた安全地帯は、7月にベストアルバムが発売され、11月にはワンマンライブの開催が控えています。
NHK紅白歌合戦の出場も内定し、まさにおめでたいニュース続き。これからの活躍が楽しみですね。
まとめ
安全地帯の過去3回の活動休止とメンバーの仲について解説しました。
安全地帯は過去3回、合計17年間も活動を休止しています。
メンバーは幼馴染や同級生で付き合いが長く、喧嘩をすることはあっても音楽でしっかりつながっているようです。
安全地帯は今年デビュー40周年を迎えました。
記念アルバムは7月に発売され、11月にはワンマンライブが控えています。
紅白出場も内定しているので、今後の活躍が楽しみですね。