年末恒例の歌番組「紅白歌合戦」2022年の今年は、史上初のアニメキャラクターが出演することで話題になっています。
紅白歌合戦に出演するキャラクターは、国民的アニメワンピースの映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する「ウタ」というキャラクターです。
・ウタって誰が歌ってるキャラなの?声優が歌ってるの?
・歌う時だけAdoなのが合ってないと思うのは自分だけ?
・なんでウタの歌声はAdoになったの?
ワンピースの新しいキャラクター「ウタ」が登場してから、このような疑問や賛否両論が起きているので、この記事でまとめました。
・ウタの声優と歌手が違うこと
・ウタの歌声が合っていなくて話題になっていること
・なぜウタの歌手としてAdoが選ばれたのか
紅白出場ワンピースウタは誰?声優は名塚佳織でAdoが歌っている
2022年紅白歌合戦に出演する「ウタ」というワンピースのキャラクターは声優と歌手がそれぞれ違い、声優は名塚佳織さん、歌手がAdoさんです。
まずはそれぞれ紹介していきます。
ウタの声優は名塚佳織
ウタが普段喋っている時の声優は名塚佳織さんです。
生年月日;1985年4月24日(2022年現在37歳)
出身地:東京
身長:160cm
職業:声優、舞台女優、歌手
・コードギアス 反逆のルルーシュ(ナナリー・ランペルージ役/ナナリー・ヴィ・ブリタニア役)
・魔法使いプリキュア(リズ役)
・僕のヒーローアカデミア(葉隠透役/その他)
・鋼の錬金術師(マリア・ロス役)
アニメタイトルだけでも有名な作品が多いことがわかりますね。
ウタの歌手はAdo
ウタが歌う時は歌手のAdoさんが歌っています。
生年月日:2002年10月24日(2022年現在20歳)
出身地;東京
職業:歌手
歌声のイメージと違いますね!
ウタの歌声がAdoで違和感!!合っていないと話題
ワンピースのキャラクター「ウタ」が、声優と歌手で声が違いすぎて合っていないと話題になっており、主な理由は次の2つです。
1:Adoのイメージとウタのイメージが合わない
2:ウタの幼少期の歌声もAdoなので合ってない
それぞれ解説していきます。
Adoのイメージとウタのイメージが合わない
そもそもウタのイラストとAdoのイメージが違いすぎて、違和感を感じる方も少なくないようです。
Ado様と名塚佳織のウタちゃんが繋がらなくて、全くの別人で認識してしまっている
個性が強すぎてハマってない感…?
もちろんディスではないんですけど…— 梓鳥 えめ (@shidori_eme62) August 15, 2022
Adoさんの歌声の特徴はヒット曲「うっせぇわ」のダミ声のイメージが強く、歌詞もどちらかというと攻撃的でアンダーグラウンドな世界観です。
その一方で、ウタのキャラクターイラストはワンピースらしい明るい印象を受けます。
だからAdoが歌っていることを知った上で、ウタの歌っているシーンを観ると違和感を感じるようです。
ウタの幼少期の歌声もAdoなので合ってない
アニメワンピースの中で幼少期のルフィとウタが出会い、ウタが歌うシーンがあるのですが、幼少期の歌声が大人すぎて合ってないと感じる方もいるようです。
あんな小さい子供が、あんな声出すワケないやろ。声帯的に。子供の声ってのは、どんなに低く出そうとしても大人より高い。それこそ天使の声や。今回の映画、上げ出したらホンマとりまやっとけ感しかなくてイラつく。REDと言うタイトルとキャッチコピーに騙された。脚本、2度とワンピに関わらんといて
— amane1008 (@amane10081) August 14, 2022
ここで実際に幼少期のウタが喋っているシーンと、歌っているシーンを紹介します。
まずはウタが喋っているシーンはこちら。
ちなみに、幼少期のウタも大人のウタも声優は名塚佳織さんです。
続いてウタが歌い出すシーン(Adoさんが歌うシーン)がこちらです。
言われてみれば急に大人びた声に感じるかもしれませんね。
ウタの歌手がAdoになった理由
ウタの声優が名塚佳織さんであるにも関わらず、歌唱部分がAdoさんになったことで賛否両論が飛び交っていますが、こうなることはワンピースの制作者サイドとしては想定内だったようです。
なぜならウタの歌唱部分をAdoが歌うことになったそもそもの理由は「歌声に癖がある人を探していた」からです。
声に癖がある人を探していた
ウタの歌唱部分はそもそも歌手に歌ってもらうことが決まっており、ワンピースの原作メディア担当者の高野健さんはインタビューで次のように語っています。
ウタの歌を誰にお願いするかという話になったときに、「歌声を聞いて、一発で覚えられるような声に癖がある人がいいよね」っていう話になったんです。
コミックナタリーより一部抜粋
最初はオーディションで探そうという話も出ていたようですが、Adoさんの名前が挙がったことにより、Adoさんしかいないなという雰囲気になりオファーをかけたそうです。
だから視聴者として違和感を感じるのは、ある意味ワンピースの制作者サイドとしては「狙った通りの大成功」だったということね。
尾田栄一郎もお気に入り
ワンピースの著者である尾田栄一郎さんは作業時に、新旧様々な楽曲を聴くほどの音楽好きで、ウタの歌手がAdoさんで決まった時にすごく喜んでいたそうです。
さらに尾田栄一郎さんは自身のローマ字『Oda(オダ)』を反対から読むと『Ado(アド)』になることから「僕の娘なのかな?笑」と冗談を言うほど、Adoさんがワンピースの作品で共演することを楽しみにしていたそうです。
まとめ
紅白出場ワンピースウタは誰?Adoの声が合っていないと話題に!についてまとめました。
紅白歌合戦史上初、アニメキャラとして出演するワンピースのキャラクターウタ。
声優が名塚佳織さんで歌手がAdoということで、イメージが違いすぎて合っていないと話題でしたが、そもそもワンピース制作者としては歌声の癖がある人を探していたので、結果としてAdoさんの起用は大成功だったようですね。