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転勤先は全国の放送局!NHKアナウンサー異動の仕組みは?希望は出せるの?

転勤先は全国の放送局!NHKアナウンサー異動の仕組みは?希望は出せるの?

日本の公共放送、NHK。ニュース番組や大河ドラマのイメージが強くありますが、最近はコントなどのバラエティ要素の強い番組も多く、視聴者獲得の改革も進んでいる印象を受けます。

そんなNHKですが、他のテレビ局と異なり全国に放送局があり、一般企業と同じように全国転勤もあるようです。

そこで今回はNHKアナウンサー異動の仕組みや最近では誰が異動したのかなどについて調査、紹介していきます。

Contents
  1. NHKの採用方法は全国職員が基本
    • 地域職員という選択肢もある
  2. 配属、異動は定期的な面談などで決定
    • 政権との兼ね合いで移動させられることも?
  3. 2024年の人事異動で豊原謙二郎が名古屋へ
  4. 最後に

NHKの採用方法は全国職員が基本

NHKの新卒採用ページによると、NHKの職員は基本的に「全国職員」として採用されているようです。そして、ここの専門性を高めることを目的として、地域の放送局や本部(東京)への異動を経験し、成長段階に応じた業務を経験することになっています。

そのためNHKアナウンサー異動が全国各地になることは当たり前で、3〜5年という頻度で定期的に行われているようです。

地域職員という選択肢もある

“基本的には”全国職員として採用しているNHKですが、「地域職員」という働き方もあります。主な勤務地となる道府県で採用され、その地域にある放送局等での勤務が基本となります。地域を深く理解し、地域に密着したサービスの提供を目指します。

全国8ブロックに分かれる

NHKの地域は東京、神奈川、千葉、埼玉を除く43道府県で全国8ブロックに分かれます。

関東甲信越:長野県、新潟県、山梨県、群馬県、茨城県、栃木県

近畿:大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県

東海・北陸:愛知県、石川県、静岡県、福井県、富山県、三重県、岐阜県

中国:広島県、岡山県、島根県、鳥取県、山口県

九州・沖縄:福岡県、熊本県、長崎県、鹿児島県、宮崎県、大分県、佐賀県、沖縄県

東北:宮城県、秋田県、山形県、岩手県、福島県、青森県

北 海 道:北海道

四国:愛媛県、高知県、徳島県、香川県

目次

配属、異動は定期的な面談などで決定

NHKの全国職員として採用されると、最初の配属先は一般企業と同じように、東京、地域の放送局、いずれの場合もあるようです。その後の異動についても、一般企業と同じように本人のキャリアやワークライフバランスを踏まえて異動が検討されるようです。

また、上原光紀の結婚時期や子供といった家庭の事情など、個別の情報を加味するためにも、上司と定期的な面談も行なわれるそうです。

その面談で自分の希望を伝えることもできているようです。

政権との兼ね合いで移動させられることも?

2021年に政権批判のような発言をしたことが遠因(もしかしたら直接的な要因かもしれませんが)となり、NHKの顔でもあった有馬嘉男さん(ニュースウォッチ9を担当)と武田真一さん(クローズアップ現代+を担当)が番組を降板、武田さんに至っては大阪放送局への異動(名目上は異動ですが、左遷という噂が根強い)しています。

2024年の人事異動で豊原謙二郎が名古屋へ

最後に2024年2月の人事異動でおはよう日本やサンデースポーツを担当した豊原謙二郎さんが名古屋放送局へ異動となりました。

2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップ2019でアイルランド代表戦の実況を担当しました。その試合終了直後に「日本、前回大会南アフリカに続いて、2回めのジャイアントキリング!! もうこれは、奇跡とは言わせない!!」とコメントして話題となりました。

名古屋放送局ではエグゼクティブアナウンサーとして後輩の育成をしながら自身も平日夕方の帯番組を担当しています。

最後に

今回はNHKアナウンサー異動について、NHKの制度などを含めて紹介してきました。全国職員として採用されている方が多く、しかもいわゆるジョブローテーションで3〜5年周期で異動をしているため、アナウンサーが変更になるようです。

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